■ 目次
1. FOMCが3会合連続で利下げした背景と意味
2. 2026年米国中間選挙が相場に与える影響
3. 日本市場への影響:円高・金利・株価の行方
4. 今後1〜2年のシナリオ:米国・日本株はどう動く?
5. 日本株で注目すべきセクター・投資戦略
6. 筆者(kenken)の個人的見解:日本株高・円安・金利高は継続する
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■ 1. FOMCが3会合連続で利下げした背景と意味
米国FOMCは 2025年9月・10月・12月と、3会合連続で0.25%ずつ利下げ を実施し、
FF金利は 3.5〜3.75%レンジ に引き下がりました。
しかし “ハト派一辺倒” ではなく、FOMC参加者見通し(ドットチャート)は
• 2026年の利下げは1回程度で終了
• その後は「様子見姿勢」
という慎重なスタンス。
つまり今は 「利下げサイクルの後半」 に入った局面と言えます。
今回の連続利下げの目的は、
• 景気後退への予防
• 雇用悪化への保険
という“微調整”色が強く、大型緩和ではありません。
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■ 2. 2026年中間選挙との関係
2026年はトランプ政権下での中間選挙。
議会構成により政策が変わるため、市場は
• 歳出拡大 → 財政赤字拡大リスク
• 税制変更 → 企業業績への影響
• 議会ねじれ → 政策停滞リスク
を意識しています。
過去100年のデータでは、
「中間選挙前に調整 → 直後に上昇」
という明確なパターンがあります。
今回も同じ展開になる可能性は高いでしょう。
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■ 3. 日本市場への影響(円高圧力・株式セクターの変化)
米利下げが続くと 日米金利差縮小 が進むため、通常は
• 円高方向
• 輸出株に逆風
• 内需・グロース株に追い風
となるのがセオリーです。
日本市場では以下の資金循環が起こりやすい構造になります。
● 米長期金利低下
→ PERが高い 成長株・AI関連 へ資金が流れやすい
● 円高気味
→ サービス業、インバウンド関連、ディフェンシブ株、内需株 へ資金シフト
また海外ヘッジファンドは
「日本株ロング+ドル円ショート」 を取りやすい環境になります。
ただし筆者は、日本の構造要因から 円安は止まらない と見ています。
(理由は最後の章でまとめています)
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■ 4. 今後1〜2年の展望(シナリオ分析)
● ベースシナリオ(確率が最も高い)
• 米景気は減速だが「ソフトランディング」
• FRBは“利下げの小休止”
• 米国株はAI・インフラ・製造業回帰で底堅い
• 日本株は賃上げ・内需回復で上昇余地を維持
特に AI・ロボティクス・データセンター投資 は世界的な資金流入テーマ。
● リスクシナリオ
① 米景気急減速 → 追加利下げ・QE観測 → 世界同時株安
② 中間選挙の政治混乱 → 金利高 → 株安 → 為替の不安定化
この場合、日本株も一時的な調整は避けにくく、
防衛・GX・インフラ・国策銘柄 が強くなる展開が想定されます。
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■ 5. 日本株で今後注目すべきセクター(総まとめ)
★ 追い風の強いセクター
• サービス・小売など内需
• 防衛関連(経済安全保障強化)
• GX・省エネ・インフラ
• AI・ロボティクス・データセンター
• 高配当・ディフェンシブ
★ 影響の見極めが必要
• 自動車
• 電子部品(円高に弱い)
• 金融(米利下げと日本利上げの狭間)
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■ 6. 筆者(kenken)の個人的見解
調査結果と異なり、私は次のように考えています。
● 日本では
• 株高
• 円安
• 金利高
がまだ続く。
理由は、
• 日本の構造的インフレが始まった
• 賃上げの定着
• 内需回復
• 海外資金の「日本株買い」が加速
• 日銀が“急速な利上げを避ける”姿勢を継続するため
特に インフレ加速 → 名目株価上昇 の流れは今後もっと強まる可能性があり、
日本株の上昇スピードはむしろ 今より速くなる と見ています。
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▶ 日本株は変化の真っ只中。中長期テーマを押さえればチャンスは大きい。
本記事が投資判断のヒントになれば幸いです。

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